HTTPSというのは、データの暗号化、データの安全性、通信相手の認証において、セキュリティ上の強みを持つものです。ウエブサイトをHTTPS化すると、セキュリティの向上と、SEOから見ても直接的な効果が見込めます。HTTPS化はランキング要因です。

そのため、検索順位の向上に繋がるからです。HTTPS接続の場合、多くのウエブプラウザでアドレスバーに鍵マークが表示されます。これがユーザーに安心感を与えます。

一方で、HTTP接続は、パスワードやクレジットカード情報の入力を求める送信フォームだと、警告が表示されます。各プラウザとしては、HTTPページを閲覧するときは、警告をさらに強化する方向です。グーグルクロームだと、常にアドレスバーに警告を表示しています。警告が表示されるウエブページに対して、ユーザーは不信感を抱きます。それが離脱の要因にもなっているようです。

HTTPS化することは、こういったリーダーの離脱を防ぐことができるようです。通信速度の高速化が図れるHTTP/2を利用するには、HTTPS化は必須となります。ページの表示速度というのは、ランキング要因となります。

そのため、HTTPS化してHTTP/2プロトコルを導入するとよいようです。セキュリティの観点だけではなく、SEOの面から見ても、HTTPS化は非常に重要となります。グーグルはHTTPSの普及を積極的に推進しているといわれています。レンタルサーバーを借りている場合には、サーバーの設定に基本的には決定権はありません。

そのため、管理画面でHTTPS化を申請することになります。契約しているレンタルサーバー会社へHTTPS化を申し込むことになります。

SEOと通信回数の削減方法について

プラウザでページを表示するためには、初回のHTMLファイルの通信が必須となります。通信回数の削減の対象となるのは、追加で通信されるCSSやJavaScript、画像ファイルなどとなります。

それには大別して、ファイルを一つにまとめる、HTMLファイルにインライン化させる、画像を遅延読み込みするといった方法があります。1つずつ手動で結合することも可能ですが、オンラインサービスを利用するのもよいようです。テキストファイルをHTML内にインライン化すると、外部ファイルを取得する通信をなくすことができます。

テキストファイルのインライン化には、デメリットも存在します。テキストファイルはHTMLに直接インライン化することが可能です。ラスタ形式の画像の方はテキスト情報ではないということで、事前にテキスト化する必要があります。前画像をインライン化すべきというわけではないようです。インラインイメージには2つのデメリットがあるといいます。

元画像ファイルと比較して、インラインイメージはサイズが約30%増加するということ、画像データ単体でキャッシュされないということです。ファイルのサイズの増加率というと、元の画像のサイズに関係なく30%増加します。画像が大きければ大きいほど、実際の通信量が増えてしまうということになります。小さな画像をインライン化するのがおすすめです。

また、インラインイメージというのは、画像データとしてキャッシュされません。そのため繰り返し利用する画像はインライン化すべきではありません。そうした画像はプラウザにキャッシュさせるとことです。こうすると通信も発生しませんし、HTMLファイルの増加も避けられます。

SEOとネットワーク処理の高速化

ネットワーク処理の基本として、ネットワーク処理に要する時間は、通信量、通信回数、通信距離の掛け算で決まります。メールで大きなファイルを添付して送信するときに、送信に時間がかかったりします。

ファイルサイズが大きくなればなるほど、送信時間が掛かります。これを通信量が増えると時間がかかるといったりします。HTMLなど人間が記述するファイルには、コメントやスペース、改行などが、人間が分かりやすいよう使われます。

しかし、こうした情報は機械にとってみれば他の文字と同じで、すべてにサイズがあります。そういったことで、機械には不要なデータを削除するMINIFY処理があります。gZIP処理といって、人間には読めないデータに変換する形式で圧縮するものがあります。gzip圧縮というのは、テキストファイルに効果的です。すでに圧縮済のファイルなどには効果がありません。

画像のファイルというのは、サイズが大きくなりがちです。通信量増加の原因になったりします。ページの表示速度を高速化するには、基本的に画像を極力使わないことになります。テキストやCSSで表現できるのならば、そちらを選びましょう。SEOの観点から見ても、画像よりもテキストで表現した方が良いと言えます。

とはいえ画像を利用しなければならない場合もあるかと思います。そんなときは、必ず圧縮処理をかけてください。画像の用途に合わせて最適な形式を選ぶようにしましょう。

必要に応じて、圧縮形式のファイルを更に圧縮することがあります。画像自体のデータを圧縮するのは当然ですが、画像以外のメタデータは必要がないならば、削除してください。オンラインサービスで便利なものもありますから、活用するとよいでしょう。